請求入金問題V1.0

在庫が関係しない売上・請求・入金の標準問題

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当問題は、IT勉強宴会(http://www.benkyoenkai.org)の例題として作成しました。

著作権は著者に帰属しますが、この注意書きを含め全体であれば無料で自由に再配布する事を許可します。部分変更したい場合は全体の配布とは別に変更部分を配布して下さい。

配布方法は著作物、メール、WEBを問わず自由です。

          2023.09.24 佐野初夫

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請求入金問題(V1.0)】

在庫が関係しない売上・請求・入金の標準問題

■事業と問題の概要

専門家の友人と、簡易コンサルティング相談を受けるサービス会社を起業します。法律/会計/IT/AIの4部門に関して1時間程度の相談を受けるサービスです。一般的な士業の顧問契約と違い定額費用は請求せず従量制とすることが特徴です。

相談は電話またはメールで受付けます。基本的にはオンライン会議で実施します。月に何件か相談を受けると、毎月集計して請求します。20日締め、翌月10日払い。

毎回相談を受けた後に売上伝票をメールします。21日に1か月の売上をと入金を集計し請求書を発行します。これらを実現するシステムを構築します。

■回答方法

このビジネスのために、効率的な売上、請求、入金を管理する業務システムのモデル(回答者が通じている手法においてまとめられる各種図面)を作図する。。当然ながら、実際のヒアリングでは、あらかじめ謳われている要件以外の要望やアイデアがいくらでも出てくるものなので、大きく逸脱しない限り、適宜ユーザ要件を補ったり修正してもかまわない。ただし、その際にはどのような補足や修正がなされたかをその意図とともに明示すること。

■文書化されているユーザ要件

///売上計上///

①メールまたは電話で受付け、日時を決定

②1時間程度のコンサルティングを実施

③売上伝票をメールで依頼者および依頼会社の経理に送付

///請求書発行//

③毎月20日までの売上を21日に企業ごとに集計して請求書を作成する

④請求書を各企業の経理にメールで送付する

///入金管理///

⑤期日までに入金されたかを確認し、入金残高管理を行う

⑥入金残高がある場合は請求の時に分かるように表示する

///現状の画面・帳票///

⑦添付資料(請求入金問題)のとおりであるが、全面的に刷新してもかまわない。

以上

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